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中日・和田“新打法1号”開幕4番の可能性も十分

2009/03/22

 文句なしの一撃だ。初回2死二、三塁、中日・和田がカウント1-3からの高めのスライダーを強振。打った瞬間に分かる左越え先制3ランは、待ちに待った“新打法1号”だった。

「ホームランはたまたまですけど、高めの変化球にバットを出せたのは良かった。一番打たないといけないと思っているコースなんで」

オープン戦出場11試合目で飛び出した一発を納得の表情で振り返った。今季から打撃フォームを大きく改造。落合監督の助言のもと、西武時代に十分な実績を残してきた打法にあえてメスを入れた。独特のオープンスタンスから、スクエアに近いフォームに変更。

「まだまだ慣れないといけない」

と言いながらも、ここまで打率・400と、きっちり結果を出しているのがさすがだ。

「よくボールを見られているかな」

安定感抜群の背番号5が、開幕4番の可能性も十分だ。(スポーツニッポン

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