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広島新球場「ただ見エリア」面白そう

2009/03/22

 中日の開幕3カード目、4月10日からの広島戦3連戦が、広島の新球場マツダスタジアムで行われる。10日初戦のチケットはすでに完売。記者も新幹線で広島入りする際、車内で多くの乗客が窓から目に入る新球場を話題にしているのを目撃し、認知度の高さに驚かされた。
 この新球場、日本の野球場では珍しく、構造が左右非対称。砂かぶり席が内外野に設置され、クッションソファに寝そべりながら試合が観られるエリアがあるなど、メジャーのスタジアムのように、いたる所に楽しみが隠されている。
 おすすめスポットは左翼スタンド下にある吹き抜けだ。実はこの吹き抜け、球場外側の道路から通りがかりに無料で野球観戦ができる構造。しかも堂々と「ただ見エリア」とうたっているから面白い。開幕戦や日本シリーズ、オールスターなど、チケット完売となる試合日には、入場券を手にできなかった多くのファンでにぎわうことになるだろう。
 球場が新しくなることは、中日ナインも歓迎している。19日には約2時間、新球場で練習を行い、グラウンド内外の環境面をチェック。浅尾は「新しいから奇麗だし、前の球場と比べても、こっちのほうが全然いいですよ」と喜んでいた。
 立地的にも、広島駅から歩いて行けるとあって、遠方からのビジターファンにとっても朗報。試合開催日以外には、スタジアムツアーも行われており、名古屋から泊まりがけで広島に中日戦を応援にいくのも面白そうだ。(日刊スポーツ

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