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中日・藤井、OP戦32安打!39年ぶり張本に並んだ

2009/03/30

 打ちに打ったオープン戦は最後も一本締めだ。6番・中堅でフル出場した中日・藤井が2回の第1打席で右前にクリーンヒット。オープン戦通算32安打は12球団中ぶっちぎりのトップで、1970年に張本(当時東映、本紙評論家)がマークした数字に39年ぶりに並ぶ大量産となった。

「有名な方々の横に名前が出たんでよかったです。今までやってきたことをシーズンが始まっても続けていきたい」

首位打者こそ最後の最後で栗山(西武)に譲ったが、打率・395は文句なし。先発した20試合中、実に18試合で安打を放った。26日のロッテ戦(千葉)で94年のイチロー以来となるオープン戦30安打に到達。当時のイチロー、そしてこの日に並んだ張本はいずれもその年、驚異的な打率で首位打者に輝いている。

「オープン戦の首位打者じゃなくなったのは聞きましたけど、変なおごりにならない、という意味では逆に良かったと思います」

今年から新人時代の2006年以来となるスイッチヒッターに再転向。両打席で結果を出してきた。社会人・NTT西日本から入団4年目の27歳。今年こそ大ブレークの予感だ。(スポーツニッポン

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