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中日・ド派手4発!…恐るべし新クリーンアップ

2009/04/04

ホーム開幕を祝うドデカイ花火が舞った。森野が、ブランコが、そして和田が。中日の新クリーンアップトリオが、バックスクリーンに次々とアーチをかける。とどめは和田の左翼への2発目。いずれもチーム初となる開幕戦の4本塁打、クリーンアップ揃い踏みで記録的快勝を飾った。

「あんまりお目にかかれないな。ただ、力は持っているよ」


 淡々と、短く振り返った落合監督だが、内心は相当うれしかったはず。不動の主砲だったウッズが退団。迫力不足が懸念された打線がいきなり火を噴いた。それも、口火を切ったのがウッズに代わる新4番のブランコ。2回先頭の第1打席で三浦のフォークを完ぺきにはじき返した。

「少しプレッシャーはあったが、レベルの高い日本で1打席目で結果を出せて良かった。神様にありがとうと言いたい」

 中日の新外国人の開幕戦初打席本塁打は1990年のディステファーノ以来、2人目の快挙だ。1-1の4回1死からは森野が、

「完ぺき」

という中越え決勝ソロ。2死後に和田も中越えソロで続き、7回の第3打席では2打席連発の左越え2号ソロで締めた。前日の練習は体調不良で別メニューにしたのは開幕を万全の状態で迎えるための布石だった。

「去年は序盤に苦しんだんで本当に良かった。浅尾が良く投げていたんで援護したかった」

チーム6安打中4本が本塁打。落合竜が最高のスタートを切った。(スポーツニッポン

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