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中日:開幕4連勝、藤井が立役者 ヤクルトは館山を見殺し

2009/04/07

 中日が開幕4連勝。立役者は藤井。五回に3試合連続となる3号同点2ランを放ち、九回には1死二塁から決勝打を放った。ヤクルトは11安打を放ちながら10残塁の拙攻。高田監督は「効率が悪い。もっと点を取ってくれれば勝てる試合。館山も良かったしね」と苦り顔。

中日・落合監督 こういう接戦をしようと思っているわけではないが、これからも多くなるだろう。みんな経験あるからね。

○…ヤクルト・宮本が勝負強さを見せつけた。まず二回1死三塁の場面で、フォークを左前に運ぶ適時打。「追い込まれて難しいボールだったけど、いいところに飛んでくれた。神宮の開幕にいいスタートが切れた」。さらに四回にも無死一、三塁から初球を右前打し、2打席連続の適時打となった。「チャンスだったので積極的にいこうと思った。1打席目より甘めにシュートが入ってきたのでよかった」とにんまり。

○…3試合連続アーチと決勝打でチームの開幕4連勝に貢献した中日・藤井は、

「ただただ、うれしい」

と顔をほころばせた。本塁打は館山のカットボールをきれいに打ち返したが、決勝打はやや当たり損ね。それでも、

「(左翼線に)落ちると思った。打順のめぐりから見て、ぼくに(好機が)来るような気がしていた」

と自分の強運を信じていた。今季は「7番・中堅」の定位置を開幕からキープし、早くも3本塁打。昨季までのプロ3年間の通算本塁打数に4試合で並んだ。落合監督が期待していた打撃センスのよさが、ようやくあらわれ始めたようだ。

★谷繁が途中退場
中日の谷繁元信捕手(38)は7日のヤクルト戦の五回、ファウルを打って走った際、右足を痛めて交代した。(毎日jp

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