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ファンのためにも和田「1度ぶっ壊す!」

2009/02/22

 中日の和田が打撃フォームの改造に取り組んでいる。これまでの極端なオープンスタンスをやめて下半身の使い方を見直し、スムーズにバットが出る形を模索中だ。西武からフリーエージェント(FA)で移籍した昨季は136試合に出場して打率3割2厘、16本塁打を放った。一方で、得点圏打率は2割7分5厘で、打点74。勝負どころでの打撃には不満も残った。「ファンの方も、もっと打ってくれると思っていただろうし。」移籍1年目を振り返ると、反省の言葉ばかりが口をついて出る。「キャンプは一度ぶっ壊してもいい時期」。周囲の期待に応えるべく、36歳は思い切って新たなチャレンジを始めた。22日はフリー打撃を行い、打撃投手を相手に58スイング。新フォームは未完成といいながら、徐々に力強い当たりも増えてきた。「今まで出したことのない数字(成績)を出したい」と、強い意気込みでシーズンを見据える。(スポーツニッポン

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