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中日連敗も大収穫!野本プロ初猛打賞&藤井4号

2009/04/10

 今季初となる連敗の中で中日のドラ1ルーキーが輝きを放った。野本が適時打2本を含む4打数3安打2打点。6試合目にしてプロ初猛打賞を記録し、打率・389でチームの首位打者に立った。

「きょうは甘い球をしっかりとらえることができました」

まずは2点を先制してなお1死一、二塁の初回の第1打席。石川のストレートをきっちり中前にはじき返し、ブランコをホームに迎え入れた。3-9と逆転された直後の6回、2死三塁の第3打席では、石川を強襲する痛烈な適時内野安打。

「まだ中盤だったし、あそこで点を返せたのは良かったと思う」

と反撃ムードをつくった。8回先頭の第4打席にも右前打。猛打賞はこの日4安打の森野とともに、今季のチーム一番乗りとなった。キャンプから藤井と中堅を争ってきたが、李炳圭(イ・ビョンギュ)の不振で、6番・右翼が野本、7番・中堅に藤井で定着。その藤井も野本の2本目の適時打の直後、リーグ1位タイの4号2ランを左中間に運んだ。試合は敗れたが“競争効果”で成長した2人の活躍は今後への大収穫だ。(スポーツニッポン

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