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中日・爆勝!!"主人"に遠慮なし…今季初2ケタ得点

2009/04/11

 広島の新球場開幕のお祝いムードを、強竜打線が吹き飛ばした。打ちも打ったり17安打11得点の猛攻で、ホームチームにさきがけてマツダスタジアム初勝利。今季初の2ケタ得点の口火を切ったのが、新球場第1号弾を左中間スタンドに放り込んだ和田だった。

「打った瞬間に“行ったかな”という感じはあった。メモリアル弾?そんなに特別な思いはないけど、ラッキーだった。光栄ですね」

2回先頭の第1打席。広島のエース、ルイスの初球のストレートをジャストミートした。チーム唯一の開幕から7戦連続安打となる3号ソロ。ここ4試合はすべて第1打席で安打を放っており、打線の軸として存在感を見せつけている。3回に森野の中前適時打、ブランコの中犠飛で2点を追加。5回1死二塁では森野の、

「とにかく自分のバッティングをしようと思っていた」

という右越え3号2ランで中押しだ。さらに、6回には投手の吉見の中前適時打などで4点を加え、試合を決めた。

「コツコツ、コツコツとな。それがウチの野球でしょ」

開幕からの4連勝中には、実は1度もなかった2ケタ安打を、ここ2試合連続で記録。この日も2安打ずつの藤井、野本ら若手も元気で、落合監督の表情も明るい。新たな敵地での快勝で、再び単独首位に立った。(スポーツニッポン

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