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中日・立浪、貫禄の今季初安打 零敗も存在感示す

2009/04/12

 “ミスター・ドラゴンズ”の2009年が始まった。中日一筋、22年目の立浪が8回2死二塁の好機に代打で登場。カウント2-2から前田健のチェンジアップを右前にはじき返した。前進守備で得点にこそつながらなかったが、今季初安打で健在ぶりを見せつけた。

「1本出て良かった。絶対得点の欲しい場面だったんで残念だけど、今年は自信を持って打席に立てています」

今季4打席目での一打は歴代8位の通算2460安打目。7位の長嶋茂雄氏(現巨人終身名誉監督)まであと11本に迫り、今シーズン中の“ミスター超え”が濃厚だ。打った前田健は同じPL学園出身。しかも立浪がプロデビューした88年4月8日の3日後に生まれた後輩だった。

「投げっぷりがいいしセンスがあるね」

チームは5安打で零敗を喫したが、先輩の貫禄はきっちりと示した。(スポーツニッポン

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