大きくする 標準 小さくする

中日・山本昌、初の10失点…実働24年目初登板

2009/04/13

 43歳の大ベテランが野球人生初の屈辱を味わった。今季初先発の山本昌が4回を10安打10失点と大炎上。セ・リーグ新記録となる実働24年目のメモリアル登板だったが、まさかの自己ワースト失点で黒星発進だ。

「申し訳ない…。きょうはコントロールが悪かった。10失点は初めて?まあ、まあ…」

悪夢のような“開幕”に、さすがに言葉が出てこない。3回1死から赤松に右翼線三塁打を許したのをきっかけに、この回4安打と2四球で5失点。4回も1死からの4連打など打者1巡の猛攻を浴び、5点を失った。99球のめった打ちに「引っ張りすぎたということはない。100球は投げさせないと。きょうはマサの試合なんだから」と森バッテリーチーフコーチ。落合監督も「10失点は初?いい経験したね」と淡々と話したが、開幕ローテーションに入れず、ここまで待ってのマウンドだっただけに今後の登板にも不安を残した。(スポーツニッポン

Time

Left Dragons Mobile

観戦のお供に。