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中日・山井、相性の悪い虎から"初勝利"で復活だ

2009/04/14

 2カード連続負け越しの落合竜に救世主が帰ってきた。13日、甲子園室内練習場での指名練習に山井大介投手(30)が今季初合流。予想される第2戦先発登板に向け、入念に調整した。

「調子は上がっている。そんなに悪くない」

オープン戦は4戦3敗。13回1/3を投げ、自責点10の防御率6・75と結果を出せなかったが、7日のウエスタン・ソフトバンク戦は8回2失点と好投し、1軍に招集された。山井は阪神に対し昨年まで18試合で0勝2敗1Sと、同一リーグで唯一勝ち星がない。それでもカード2戦目を重視する森バッテリーチーフは、あえて“大役”を任せる。04年の日本シリーズ(対西武)、日本一を決めた07年のシリーズ(対日本ハム)第5戦では、“準完全試合”の好投を見せた。しかし強烈な印象を残してきたが、年間ローテを守ったことはない。昨年は右肩痛で4月17日に投げて以降は登録抹消された。今季は、

「1軍登録されれば、そこからはずっと抹消されない」

ことを春季キャンプから目標に掲げてきた。中日は昨季の甲子園では2勝9敗と大きく負け越した。山井が“鬼門”を突破して、ローテ入りを決める。(スポーツニッポン

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