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中日・朝倉“Wの喜び”へ愛息とチームに白星捧ぐ

2009/04/21

 負けられない理由がある。きょう21日からの阪神との3連戦(ナゴヤドーム)の先陣を任されたのは、中日・朝倉健太投手(27)だ。6回2失点で今季初勝利を飾った15日の阪神戦(甲子園)の翌16日、第2子(次男)が誕生。自らの右腕で出産祝い星を飾るべく気合が入っている。

「名古屋への移動中に電話で聞きました。野球とは関係のないことですけど、うれしかったですね」

登板の翌日のいわゆる“上がり”の日で、新幹線で名古屋に向かう途中に吉報が届いたという。自身の公式ホームページでも、喜びの声をファンに伝えている。下柳との投げ合いとなった阪神戦は2点のリードを序盤に追いつかれるが、そこから粘って6回5安打2失点。361日ぶりの勝利だった。チームは朝倉で勝って以降、4連敗。

「連敗しているのが現実なんで、それを止めないといけない」

愛息誕生祝いと連敗ストップ。ダブルの喜びをその剛腕でつかみ取る。(スポーツニッポン

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