自己最多の１０奪三振を奪いながら、先発・吉見が１球に泣いた。１点リードの８回、代打・桧山にド真ん中に入った１４３キロ直球をバックスクリーンへ運ばれ、同点。土壇場で阪神戦初勝利を逃した。試合後は、

「いいピッチングをしても最後にああいう取られ方したら意味がない。次に生かさないと」

と反省しきりだった。（スポーツニッポン）