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中日・落合監督「何も残らねぇ」消耗戦に敗れ借金1

2009/04/24

 4時間35分の消耗戦。野手は小川だけを残して総力戦を仕掛けたが、最後の最後で力尽きた。

「何もねぇな。1日、疲れた日。何にも残らねぇってやつだ」

再び借金生活に戻った落合監督も苦笑いを浮かべるしかなかった。誤算だったのは延長12回、1死二塁から登板した7番手・パヤノだった。四球の後の関本の打席の際に左肩を痛めたにもかかわらず、首脳陣に申告せず続投。続く鳥谷への力ない132キロ直球は右翼席に運ばれた。森バッテリーチーフは「一番頭に来るパターン。言えばこっちだって次の手を打てる。受けてるキャッチャーもおかしいって分かるだろう」と怒りが収まらない。パヤノはきょう23日、登録を抹消されることになった。拙攻も響いた。先制打こそ放った森野だったが、9回2死一、三塁の絶好機では空振り三振、延長11回の2死一、二塁でも空振り三振。10安打を放ちながら14残塁で投手陣を援護できなかった。きょうからは巨人3連戦。5カードぶりの勝ち越しも吹っ飛ぶような疲労感を抱え、敵地に乗り込まなくてはいけない。(スポーツニッポン

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