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正念場の中日…リード守れず20敗目

2009/05/14

 中日は4点リードを守れず20敗目を喫し、落合監督が指揮を執るようになってから、初めて借金が5に膨らんだ。逆転を許したのは7回。3連打で一死満塁とされると、先発の小笠原から斉藤にスイッチした。だが、2連続の押し出し四球で4―5。たまらず交代で出した高橋も、1球もストライクが入らない四球で2点差をつけられてしまった。ただ、試合後の落合監督は、

「野球だからいろいろあるが、敗因は押し出しじゃない。そこを選手が気付いてくれれば立ち直りは早い」

と話した。“敗因”について説明はなかったが、2回に先制した後、7回まで追加点が奪えなかったことも一つだろう。3―6回、淡泊な攻撃で3者凡退が続く間に、流れはヤクルトに傾いていった。中日は投打とも、正念場を迎えた。(スポーツニッポン

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