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中日、3連勝も中継ぎ投手陣に不安

2009/05/17

 七回、中日の中継ぎ投手陣のふがいない現状を象徴する場面があった。2点のリードがある状況で、2番手としてマウンドに上がったのは開幕投手の浅尾だった。
チームが挙げたホールドポイントは16日までで、首位を走る巨人の39に対してわずかに16。ここ2試合は吉見が10回、チェンも9回を投げたように、ストッパーの岩瀬につなぐ信頼の置ける救援投手不在が、先発陣へのしわ寄せとなっていた。
この日も浅尾が八回まで抑えた後、九回に登板した平井が内川に本塁打を浴びた。横浜の貧打や拙守に助けられて3連勝したものの、むしろ弱点が際立った内容だった。
19日からは2連戦がメーンの交流戦が始まる。森バッテリーチーフコーチは「先発で考えているのは4人だけ。小笠原も川井も可能性がある」と、先発から中継ぎに回るのが浅尾だけではないことを示唆、投手陣のフル回転を強調した。(サンケイスポーツ

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