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中日・チェンまた“無援”7回無失点も3勝目消えた

2009/05/24

 またも無援だった。安定感抜群の左腕・チェンが7回を6安打無失点。慣れないマウンドに戸惑いながらも力投したが、打線の援護は1点のみ。その1点をリリーフ陣が守りきれず、サヨナラ負けでチェンの3勝目もお預けとなった。 初回に西岡の左前打と2四球で満塁のピンチを招くなど、序盤は制球に苦しんだ。それでも、中盤からはMAX148キロの直球を武器に力でねじふせた。4回の1点を守りきり、8回から浅尾にバトンタッチ。ところが、その浅尾が2死三塁からまさかの暴投で1点を失い、勝ち星は消滅。あげくに4番手の小林正が9回1死二、三塁から大松に左前サヨナラ打を浴びた。

「勝てない?それはしょうがない。相手もいい投球をしているんで」

前回登板の横浜戦が9回1失点で勝ち負けなし、前々回の巨人戦も8回3失点で完投しながら負け投手。防御率はリーグ2位の1・33なのに、まだ2勝止まり。

「いい時にチェンに勝たせてあげないと。そう野手も借りはつくれねえだろ」

落合監督が打線にハッパをかけたのも当然だった。(スポーツニッポン

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