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中日、落合監督退場で和田サヨナラ弾呼んだ

2009/05/28

 指揮官の怒りが打球に乗り移った。1-1で迎えた延長十回、和田が右越えのサヨナラ12号ソロを放ち決着をつけた。

「絶対に勝ちたいと思って打席に入った。とにかくフェンスを越えてくれって思っていました」

落合監督が退場となった非常事態。絶対に負けられなかった。指揮官の猛烈抗議は1点リードの九回一死満塁だった。中村紀の遊ゴロで本塁を突いた三走・内村が封殺プレーでセーフと判定され、同点。微妙なタイミングだったが、怒りが収まらない。語気を強め、杉永球審に延々と抗議。5分間を超えたところで、2005年1月27日の12球団監督会議での申し合わせにより、遅延行為と判断されて退場となった。

「監督があれだけ抗議されたくらいですから。何とかしたいと思っていました」

とは和田。選手時代(2度)を含め通算4度目の退場となった落合監督は会見場所に現れなかったが、指揮官の怒りで一丸ムードを高めた。(サンケイスポーツ

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