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中日・ブランコに思わぬ「敵」オタマジャクシ降る?

2009/06/16

 まさに二重、三重の苦しみだ。きょうからソフトバンク2連戦を控え、札幌から石川入りした中日のトニ・ブランコ内野手(28)の前に思わぬ“敵”が現れた。

「ドミニカでもあることだけど、天気の問題だと思う。雲が吸い上げて降らしたんじゃないかな。でも苦手なんだ…」

リーグだけではなく10本塁打で交流戦でも本塁打キングを走る怪物が、今や死語と化した“ゲロゲーロ”という表現がピッタリな顔をした。それは話題がオタマジャクシに及んだ時だ。今月に入ってから石川県内では空からオタマジャクシが降ってくる現象が多発。七尾市では数百平方メートル以上に100匹近くが降ってきたといい、6日にも白山市で降ってきたと見られるオタマジャクシが30匹前後死んでいるのが見つかっている。専門家が意見するなど同県内ではちょっとした“怪現象”として騒然としている。

「降ってきたら?スシにして食べてやるよ」

B砲は冗談で紛らわしたが、ソフトバンクは前回カード2連戦で6打数無安打に抑えられ、対戦球団では唯一安打がない苦手チーム。交流戦トップの10本塁打を記録してきたバットがここ3試合無安打と調子も下降気味なだけに、本当にオタマジャクシの大群が試合中に降ってきたらたまらないだろう。勝てばチームの交流戦勝ち越しが決定する一戦。天敵を打ちのめして、無事カエルことを祈るばかりだ。(スポーツニッポン

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