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中日・吉見「憲伸超え」だ!投球回数215回見えた

2009/06/24

 竜の新エースが一気に“憲伸超え”だ。目下、防御率、奪三振数でリーグ1位の中日・吉見一起投手(24)は投球回数93回1/3もダントツのトップ。シーズン換算で217回ペースで、川上(ブレーブス)が2006年にマークした215回を上回る可能性が出てきた。

「最低でも6回以上は投げられるように心がけているけど、9回投げられればいい状況だというのは意識しています」

20日のオリックス戦(ナゴヤドーム)で早くも今季3度目の完封。5完投もリーグ単独1位と、安定感のみならずタフネスぶりも発揮している。2000年以降のチームでは、川上の215回がシーズン最多投球回。今のペースで行けば、昨年までの不動のエースを超える計算だ。完封数でも3回が最高だった川上に早くも肩を並べた。若き右腕には、偉大な先代の背中がはっきりと見えている。(スポーツニッポン

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