大きくする 標準 小さくする

中日、救援陣に疲れ…連勝は8でストップ

2009/07/02

 1点リードの八回。阪神・ブラゼルの左中間二塁打で2者が生還すると、マウンド上の中日・浅尾は悔しげに唇をかんだ。交流戦の終盤から続いていた中日の連勝は8で止まった。逆転を許した浅尾はこれでリーグ戦再開から6連投。全体的に球が高く、打たれたのも高めに浮いた直球だった。

「(試合のなかった)月曜日は1日休みがある。だから6連投とは言わないよ」

と落合監督は話したが、疲れが見えていたのは否めない。連勝中は救援陣が踏ん張った。じわじわと蓄積していた疲労が表れ、隠れていたチームの問題が浮き彫りになった。

「(先発)1人で投げてくれるのがベスト。人の手助けを借りると、こういうリスクもある」

と落合監督は言う。3日からは首位巨人を迎えての3連戦。各打者は依然好調をキープしているだけに、先発投手の踏ん張りが鍵となりそうだ。(サンケイスポーツ

Time

Left Dragons Mobile

観戦のお供に。