一ゴロから逆転劇!中日、好機で一枚上の攻め
2009/07/20
中日が放った安打は、相手の半分に満たない5本。四死球の数を合わせても塁に出した走者は広島より少なかったが、進塁への意識の違いが明暗を分けた。伏線は二回の攻防にあった。広島は先頭が二塁打で出たが、後続が三振、死球、併殺打で三塁も踏めなかった。一方の中日は得点こそ奪えなかったものの、四球で出塁した和田を内野ゴロ2本で三塁まで進めていた。そして勝負が決まった八回。1点を追う中日は先頭の井端が右前打で出ると、続く荒木の打席でランエンドヒットを仕掛ける。ここで荒木がきっちり転がす一ゴロを打ち、井端は二進。逆転劇の始まりにあった渋い働きに、石嶺打撃コーチは「最低限じゃなくて、最高の仕事だよ」と褒めた。スコアを見れば辛勝だが、Bクラスの相手に一枚上の野球を見せつけた内容。勢いづく中日に、2・5ゲーム差と迫られた巨人も警戒を強めていることだろう。(サンケイスポーツ)
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