元中日のウッズに1300万円支払い命令 代理人契約めぐり
2009/03/02
プロ野球・中日ドラゴンズなどに在籍したタイロン・ウッズ選手の契約をめぐり、報酬が支払われなかったとして、代理人契約を結んでいた米国法人がウッズ選手に対し、6000万円の支払いを求めた訴訟の判決が2日、東京地裁であった。山崎勉裁判長は、ウッズ選手に約1300万円の支払いを命じた。訴えによると、この法人は平成15年のウッズ選手来日当初から、代理人契約を締結。ウッズ選手は16年12月、中日との間で2年間で報酬総額10億円あまりとする契約を結んだ。法人側は、代理人契約では報酬の6%を法人に支払うことになっていたと主張。ウッズ選手は、代理人契約は無効などと反論していた。山崎裁判長は、契約書の存在などから、法人とウッズ選手の代理人契約を有効と判断。法人への報酬については、法人が他球団との交渉をしていたが、中日との交渉はウッズ選手が直接行っていたことなどを考慮、報酬を減額した。ウッズ選手は15年から横浜ベイスターズに在籍。17年から昨年まで中日でプレイした。この間、セ・リーグの本塁打王を3度獲得するなどした。(msn産経)
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