巨人＆ツバメ両ニラミローテで首位獲りだ。きょうリーグ再開の巨人戦先発はチェン。小笠原、朝倉と続く。３１日からのヤクルト戦は中田、吉見、川井のローテーションが濃厚だ。「今後は巨人とヤクルトにも勝っていかなきゃいけない。直接対決すれば本当の実力が分かる」と森バッテリーチーフは貯金１７で迎える後半戦の展望を語った。２・５差の首位・巨人には４勝８敗、２差で３位に付けるヤクルトには３勝９敗と大きく負け越している。逆転Ｖを狙う上では、これ以上負けるわけにはいかない。今後は週初めに巨人、週末にヤクルトとの対戦が４カードずつ区分されている。前半戦のローテーションからカード初戦のチェンと中田を入れ替えただけとはいえチェンは昨季Ｇ戦１０試合３勝２敗で防御率１・８７。中田も７日のヤクルト戦で長い不振から復活するなど通算７勝２敗と相性はいい。

「優勝を目指す」

とチェンが語れば、

「相手は関係ない」

と中田も大役に気合十分だ。きょうにもＣＳマジックが点灯する可能性もある。だが見据えているのは、もっと先だ。首位と３位チームを視界に入れつつ、最後にトップに立てば良い。（スポーツニッポン）