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中日・中田、制球難でも納得の初登板

2009/03/04

 オープン戦(中日4-5ロッテ、4日、ナゴヤドーム)堂々の開幕投手候補と胸を張れる内容ではなかったものの、中日の中田は「どこが悪いかは分かっている」とオープン戦初登板に納得の表情だった。5年目の右腕は七回から登板。ロッテの主力打者がほとんどベンチに下がった後ながら、3回を投げ3安打で3点を失った。九回先頭からの2連続四球を含む5四死球と課題の制球に苦しみ、球数は75に達した。昨年は制球を気にして持ち味の球威を失い、防御率は4年目で最低の4・65を記録。今季は球威と制球の両立が目標になった。この日、直球は140キロ台後半をマークし「スピードはある程度出ていた」と課題の半分には自ら合格点をつけた。新しいスライダーも試し「まあまあだった」。開幕までの1カ月で、変化球の制球は修正できると踏んでいる様子だ。川上に代わるエースへの成長が期待される中田は「次は、きょうみたいにはならない」と自信をのぞかせた。

中日・山井
(2回を1安打3三振)「全体的に直球が高かった。肩やひじは問題ないので、投球回数をのばしていきたい」

中日・野本
(2番で2打点)「打順に合った仕事があると思う。出塁して主軸につなげたい」(サンケイスポーツ

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