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中日、派手さなくとも手堅く交流戦勝ち越し!

2009/06/17

 投打のかみ合った中日らしい勝ち方で、交流戦の勝ち越しを決めた。打線は一回に相手の守備の乱れを突き、和田の内野安打などで2得点。立ち上がりが課題の先発小笠原にとって、心強い先制点となった。五回にも2死から内野安打した井端が、再び相手の失策に乗じて3点目のホームを踏んだ。二回以降リズムに乗った先発の左腕にとっては、これも貴重な援護となった。小笠原は球数が100球を超えた3-0の八回、2死二塁のピンチを招いて救援を仰いだが、先発の役割は十分に果たし、

「野手の好守にも助けられ、乗っていけた」

と感謝した。その後は浅尾、岩瀬とつなぐ必勝パターンで反撃を1点に抑えた。前夜の延長十回に勝ち越し点を許した岩瀬も、九回を内野安打1本に抑えて締めた。ブランコの一発など派手さこそなかったものの、手堅い勝利で貯金を1とした。(サンケイスポーツ

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